「言問はぬ木すら紫陽花諸茅等が練の村戸にあざむかえけり」

万葉集で大伴家持が詠んでいるほど、古くより日本の風景に溶け込んできたアジサイは日本固有の種で、水分をよく吸うので、もっぱら水はけをよくする目的や薬として用いるために、日当たりの悪いところに植えられ、水分をよく吸うという性質に注目し、アジサイの葉をトイレの落とし蓋として利用していた寺社もあるんだって・・・。