祭りの準備!

この記事は2009年6月25日に投稿されました。現在の状況とは違う可能性がございます。

o0240032010197641306昔より、人々は身を清めることにより、様々な災害を取り除き、幸福と繁栄を祈ってきました。 特にこれから暑い夏を迎えます。この夏を、疫病にも罹らず無事過ごせるように祈り行ったのがこの「夏越しの大祓い」です。また、一説によると、古来日本には夏には先祖の霊が各家庭に帰り来ると言う信仰(今は仏教の行事で お盆 である)があります。起源はイザナギの命が黄泉国(死者の国)に行き、その穢れ(けがれ)を受け、みそぎにより身を清めたという神話からと言われています。また、「大祓い」という儀式は、一年に2回行われ、6月30日の「夏越しの大祓い式」、12月31日の「年越しの大祓い式」があります。
これ、茅輪くぐりといって、これをくぐると一年の穢れを祓うことができるとか。正式には「夏越の祓(なごしの祓)」といい、「水無月(みなづき)の夏越(なごし)の祓(はらい)する人は千年(ちとせ)の命のぶというなり」と唱えながらくぐる習わしだそうです。