副理事長所信
一般社団法人 御殿場青年会議所
2013年度輝く未来創造室 副理事長 橋 隆造
我が国日本は戦後、諸先輩方々の功労により高度経済成長を遂げました。そして流通革命、IT革命による高度な情報網化は新興国への企業進出を後押しし、今や新興国の驚異的な高度な経済成長が目につきます。その一方で、先進国と言われていた各国は経済的ショックに陥り、世界中を巻き込む不況の一途をたどっています。不況下においては、抗争・犯罪が増加傾向にあると言われていますが、昨今のメディアの報道と言えば、まさにそんな報道ばかりです。とりわけ我が国においては、家族間による殺人、老人を対象とした詐欺、いじめなどの寂しい報道が毎日飛び交っています。私達の目指す「明るい豊かな社会」というのは、経済成長だけでなく、近年の高度な情報化により危惧されている、人と人とのコミュニケーション能力の希薄化に注視しなければならないと考えます。
青少年育成事業として継続している「わんぱく相撲」においては、礼節を重んじる心、勝負に徹し、勝つことの喜び又は負けた時の悔しさを体験することにより、相手を思いやる心を養い、友情を育み、友達と共に稽古に精進する事業と位置付けております。又、青少年期では、親と子の信頼関係、子が親を尊敬する心を持つことこそが、「人柄・品格」を創り上げることだと考えます。親と子が共に一つの目的に向かい作業をし、達成感という心、信頼関係、コミュニケーションを大いに育み、そして次世代に今ある社会を繋げるべく、共に学んでいくことが大切であると思います。孔子の言葉に「下学して上達す」という言葉があります。身近なことからコツコツと学び、その積み重ねにより仕事や人生の奥義を極める、才能よりも根気が勝るという意味です。つまり、私達親の世代がコツコツと学び、尊敬される親になること、思いやりの心を持ち礼節を重んじることが子供に伝わり、次世代に繋がると考えます。本年度の委員会では、親と子が共に学び共に育つ事業を展開して参ります。
所信並びに基本方針
一般社団法人 御殿場青年会議所
2013年度次世代共育委員会 委員長 込山 正一郎
近年日本を取り巻く環境はますます厳しいものとなっております。諸問題を先送りにすることにも限界が近づき、その歪みは今や様々な問題となって社会に表れ始めています。また先行き不透明な社会は不安となり若者の将来に影を落としています。そんな中起きた大震災、日本は大きなダメージを受け国民一人一人も大きな傷を負いました。日本が再び復興を遂げなければならないこんな時だからこそ、未来を切り開く強くたくましい心を子供達に育んでもらわなければなりません。
子供が成長するなかで親という存在は大きくもっとも近くにある社会であります。親との関係で子供は社会を学び成長していきますが、その距離感が近年おかしくなっているのも事実です。過保護な親が問題になる一方で子供に無関心の親も増えています。それはまさに今の社会を映し出している鏡のようで、歪なコミュニケーションを象徴しています。親がしっかり子供と向き合い適切な距離を持つこと。これは社会を良くする上で不可欠なことだと思います。子供に勇気・自信をつけさせ、他人を敬い、自分自身も大事に出来るように導くことは、日本の未来を創ることに繋がるのです。
次世代共育委員会では継続事業「わんぱく相撲」を行い相撲を通じて子供たちに礼儀、相手を敬う気持ち、勝負に挑む勇気を学んでもらいます。そして勝ち負けのなかから自分を大きく成長させるものを感じて欲しいと思います。
また新規事業として子と親が共に学ぶことができるサマーキャンプに取り組みます。電気・ガス・水道の全くない不便な状況を通じて普段自分たちがどれほど恵まれているか、自然環境が我々の便利な生活を支えてるということを学んで欲しいと思います。自然の楽しさを知ってもらいながら、その自然環境を維持していくために何が出来るのかと考えてもらうような内容にしていきます。
さらに「親と子」というのもこのキャンプを通じたテーマであり、不便な状況だからこそコミュニケーションは増え親子が必然的に向き合うことになります。日常とかけ離れた場所であるからこそ見える部分も多く、親側には改めて子供との接し方を見つめなおすものに、子供側には親を頼り、答えてもらうことで親への信頼、尊敬の気持ちを抱くものにしていきます。子育ては親が子供を育てる一方の関係ではなく、親子二人三脚で共に成長していくものです。親子が互いに成長していく意識をもち、しっかりとした絆で結ばれる。そういった事業を展開していきます。
最後に、一年間委員会メンバーと共に全力で頑張ってまいります。至らない点も多々あるかと思いますが何卒ご指導とご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
副委員長 山田 秀明
委員 安藤 史緒 勝間田 慎太郎 高杉 直史 広川 龍佑 吉井 一浩
<事業計画>
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<予算>
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事業名
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予算
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《1》継1
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5月担当例会 わんぱく相撲 地区大会
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5月担当例会 わんぱく相撲 地区大会
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180,000
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《2》他1
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わんぱく相撲 静岡県大会
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わんぱく相撲 静岡県大会
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158,000
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《3》他1
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わんぱく相撲 全国大会
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《4》他1
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8月担当例会
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8月担当例会
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200,000
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《5》他1
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11月担当例会
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11月担当例会
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50,000
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合計
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588,000
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<年間スケジュール>
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事業内容
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1月
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2月
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3月
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4月
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5月
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6月
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5月担当例会 わんぱく相撲 地区大会
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○
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○
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○
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◎
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☆
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わんぱく相撲 静岡県大会
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○
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○
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◎
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わんぱく相撲 全国大会
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8月担当例会
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○
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○
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○
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11月担当例会
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事業内容
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7月
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8月
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9月
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10月
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11月
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12月
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5月担当例会 わんぱく相撲 地区大会
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わんぱく相撲 静岡県大会
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わんぱく相撲 全国大会
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◎
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8月担当例会
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◎
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☆
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11月担当例会
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○
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○
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○
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◎
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☆
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