5月6日熱海後楽園ホテルで行われた熱海青年会議所公開講師例会に参加してきました。皆さんご存知の全国旅館人気投票で30年連続1位の加賀屋、専務の鳥元正雄様をお招きして｢地域で取組む外国人観光客誘致｣のお題でご講演いただきました。熱海は言わずと知れた温泉がですが近年の温泉地は皆、衰退の一途をたどっています。そんな中熱海JC赤尾理事長は熱海の為に何かできることはないかと考えこの例会を企画したと思います。素晴らしい例会ではありませんか＾＾そして講演に入ると冒頭鳥元専務は｢私は加賀屋の親族でもなんでもないただの加賀屋の番頭です｣の一言から始まりました。170億のｸﾞﾙｰﾌﾟ会社の番頭ってどんなもんだ？といきなり引き寄せられました。そして170億ｸﾞﾙｰﾌﾟの番頭さんが背中上にある本日のお題を眺めながらまた一言｢外国人観光客誘致って言っても日本人がこない観光地に外国人が来るわけが無い｣といきなりドッキっとする言葉ですが、講演を聞いたあと全はその一言に凝縮されていたのだと気づきました。外国人外国人と行ったて、海外から来る観光客は年間1000万人。増えたとはいえ、国内観光はまだまだ日本人がほとんど。結局は｢やることやらないで、海外にばかり目を向けても失敗するよ｣と言う事を鳥元専務は言いたかったのだと思います。商売も自分の家業をとことんやり尽くし、理念のもとビジネスを広げていくものだと、遠まわしですが鳥元専務に教わったような気がします。