1月3日からNHKの大河ドラマ「龍馬伝」がいよいよスタートした。龍馬ファンの私としては日曜の夜8時が楽しみな時間になりました。日曜日に久しぶりに時間が取れたので、何冊か読んだ龍馬の本から「坂本龍馬言行ノート」を再読してみた。その中に「世に活物たるもの、皆衆生なれば、何れを上下とも定め難し。今世の活物にては、唯我を似って最上とすべし」と言葉がある。これは自分なりに解釈をすると、最後に頼れるのは自分だけで、その自分に自信がなければ何をもって堂々と世間と渡り合っていけるのであろうかと言うことだと思う。龍馬は土佐藩を脱藩した後、藩と言う後ろ盾をなくした後、頼れるのは己一人だったところからこのような言葉が生まれたのだと思う。自分に自信を持って生きなければ、何を信じて生きていけばいいのだろうか。「唯我を似って最上とすべし」と言う心意気は大切なことなのである。
龍馬伝
この記事は2010年1月12日に投稿されました。現在の状況とは違う可能性がございます。