2014年度ご紹介(地域活性化委員会)

この記事は2014年1月1日に投稿されました。現在の状況とは違う可能性がございます。

副理事長所信

一般社団法人 御殿場青年会議所

2014年度 地域振興室副理事長

吉牟田 文哉

私たちは、この街のことをどれだけ知っているでしょうか。

そして、どれだけ愛しているでしょうか。

誰もがこの地に足を踏み下ろしたその瞬間、あのそびえ立つ富士の山をみてその雄大さに感激し、そしてその美しさを口にするでしょう。しかしこの街で生まれ育った私達は、日々当たり前にその姿を見てきた為、そのありがたみが薄れてしまってはいないでしょうか。2013年6月、待望の富士山世界文化遺産登録が決まりました。その結果、街は登山客でにぎわっているように思います。しかし観光客の増加は地元経済を潤す一方、環境負荷の問題がこれまで以上に深刻化する可能性があります。地域振興と世界遺産に本来求められる環境保全を、どう両立するかが問われています。私たちはこの問題を直視し、せっかくの世界遺産登録に水を差さぬよう、活動していくことも必要と考えます。また今年は富士山一周駅伝も開催されます。この駅伝は長い年月をかけ企画されてきた大会です。私たちはこの富士山の麓に活動する青年会議所メンバーとして全力で携わっていきます。

ここ数年、私たちは他団体との協調を目指し様々な活動をしてきました。

わらじまつり、ごてんバル、みくりやそば振舞隊など多くのメンバーがその事業に携わり、この街の発展を一心に考え動いてきました。ほとんどが動き始めの事業の為、手探りの中ではありますが着実にその成果を感じています。自分たちだけでは成し得ない事も、他団体と強調していけばよりスケールの大きいまちづくりができると思います。私たちはこの街を想い、JC活動をしています。より一歩前進したまちづくりを1年間みんなでやっていこうではありませんか。

私のJC生活もあと数年となってきました。その間様々な人たちと出会い、そして色々な事を教わりました。これからの私の役目はその経験をこれからの人たちに伝え、この歴史を継承し続けることにあると思います。この一年、会員拡大も含め副理事長としての職務を全うしていきます。私は今までこのまちづくり系の委員会を特に経験してきました。それ故にこの委員会には特別な思いもあります。この一年、高田委員長を筆頭にメンバー全員で事業の成功だけではなく、この街の発展を考え元気に活動をしていきます。

どうぞよろしくお願い致します。

【地域活性化委員会】

委員長  田宜秀

副委員長 日吉桂太

委員   安藤史緒 勝亦秀明 駒谷和人 斎藤嘉一 山田一成

<所信並びに基本方針>

私がこの青年会議所に入会したのは2009年9月。当時の会頭に直接JCバッチを着けて頂いた所から始まりました。会頭の熱い想いに胸踊り、足が震えたことを今でも覚えています。現在5年目、徐々に中堅へとシフトしていく頃。今では慣れも出てきて、“誰かがやってくれるだろう”と先輩方の後ろをついて歩くだけで、“自分で何とかしよう”という気持ちが薄かったように感じます。年々メンバーも少なくなり、役割も増えていく中で今回、永木理事長に声を掛けて頂きました。最初は、“自分には無理だ”と思っていましたが、理事長の熱意や今までの事を思い返していくうちに
“自分にも何かできることがあるのでは”と思うようになりました。

富士山の世界文化遺産登録に伴い、様々な環境の変化により多くのチャンスが生まれています。このチャンスを逃すことなく、市民・町民・各種団体と協力しあい今年度、まちづくり事業では静岡県と山梨県の7つの青年会議所共同で行う『富士山会議』を進めていきます。富士山の魅力を少しでも多くの方々に知ってもらえるよう地域活性化に力を入れていきます。

明るい豊かな元気な街をつくるには、女性の力が必要不可欠です。御殿場市・小山町と連携を図り今後のまちづくりを考える事により、地域全体が活性化され、すべての人が元気になると確信しています。その手段として担当事業では行政から見るまちづくりと女性が考えるまちづくりの温度差を埋めるための情報交換の場を提供し、行政と市民・町民とをつなぐ橋渡しとなるべく御殿場・小山の活性化を提案していきたいと考えています。

とはいえ、私一人では何もできません。委員長経験もなく頼りなく感じる部分も多々あるかもしれませんが、吉牟田副理事長をはじめ委員会メンバーと共に『心』を込めて職務を全うしていきたいと考えています。1年間よろしくお願いします。