陸上自衛隊第32回定期演奏会をJC理事長として招待され見に行ってきました。富士学校は陸上自衛隊の幹部候補生を育成する、国防にとっても人材育成という観点から非常に重要な駐屯地になっています。昭和30年4月、国内外高官来校行事等を支援するために20名をもって、富士駐屯地に編成されました。現在は、隊員以下30名で編成され、周辺各駐屯地における各式典での演奏、隊員の士気高揚の演奏や定期演奏会を実施するほか自衛隊の主要行事において演奏を実施しています。第1部では風林火山・秀吉・日本の城・陸上自衛隊ラッパメドレー・和太鼓演奏など、戦国時代から現代の自衛隊の日常を表現した演奏が行われ、第二部では様々な演奏団体とのコラボによる演奏と色々な演出で楽しませていただきました。自衛隊は日本の平和を守るための組織として日夜訓練していただいておりますが、この組織力はいつ見ても凄いと感じます。寸分の狂いもなく目的に前進していく姿は国民として頼もしく思います。私は音楽は詳しくないのですが、音楽で色々なことを表現することってどんなことなんでしょうか。聞いた音楽を頭の中で想像してその背景や人物などを頭の中につくりあげる。感受性がないと中々イメージが沸きませんが、私は演奏を聴くにあたって目をつむって聞きました。視覚を封印して聴覚と脳で演奏会を楽しみました。人の話を聞くときに私は目を閉じて聞くのですが、視覚で惑わされないよう、目を閉じながら聞こえてくるものを深く感じ、考える癖をつけています。進歩すれば目を開けていても視覚に惑わされないようになると思います。
富士学校音楽隊第32回定期演奏会
この記事は2010年3月8日に投稿されました。現在の状況とは違う可能性がございます。